結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

婚活実録編25:精神的に持ち直すまでの記録

えー、生きてます

この一週間でメンタル的にもちなおしました。ブログ以外にも非公開の日記をつけようか迷ったほど書いても書いても書くことが浮かんでくる日々でした。どうしようかと思った。創作活動はそれ自体が誰かに理解してもらうことと同じとどこかで聞きましたが、そうなのかもしれないと実感しました。
ほぼそのまま私の思考なので公開するか迷ったんですが若い女性が恋愛に悩み将来の選択に苦しんでいるだけで文学的価値がある」というパワーワードに出会ってしまったので(いやそんなことなかろうと思ったものの今後婚活の戦場に出ていく人の何かの参考にはなる気がする)、公開することにしました。長いですが分割すると実録編のナンバーが進みまくってしまうので一記事にまとめてお届けします。当ブログ初の6000字超えエントリーになっていますが全部心境なので特に読まなくても多分今後の展開の理解に支障はないはずです。日付は入れませんでしたが月〜土まで。徐々に精神的に立ち直っていくのが自分で読んでいてもわかります。最初の方はこれ闘病記かな?って感じですけど。


・食欲はある。けど食べられる量がいつもの半分くらい。通常通りの量を用意して食べている途中でえづくみたいなことをやっている。仮交際から本交際に進む進まないのときに話し合いした夜から下痢嘔吐高熱で2日間絶食してたのに比べれば回復が早いけど、あれはたぶんウイルス性の何かだったんだと思う。
・通勤電車でお腹が痛くなり下車する。ストレス反応の見本市
・周囲に「やめとけ」と言われるのが一番つらい。相手も悩んだ末の選択であることは私として理解しているので、断片的な情報でやいのやいの言われるとそれも違うしそれも違うと訂正に回るのに疲れる。ただただ精神を消耗する。話しては話さなきゃよかったのループ。
・肉が好きな人だから練習しておこうかと、普段そうそう買わない生姜焼き用の豚肉を買って下味付き冷凍してあったのが冷凍庫に鎮座しているのを目撃してしんどくて泣きそうになる。まだ食べる気がしないので冷凍庫の奥の見えづらいところに押し込めた。
・どういうわけか座っているのもつらい。横になって暗い部屋でただ泣いてたい。
・とにかく一人になると泣いてしまう。寝る前が顕著。朝になると枕元にティッシュが積み上がっている。寝起きはすべてを忘れているので「なんでこんなことになってるんだろう」と思う。日中もそのまましんどさを忘れていたい。
・仕事中も一人の場合は泣きながら仕事をこなしている。誰かにうっかり目撃されないか心配。
・しんどさを観察してみる。会えなくなる"かもしれない"がすでに腕が引きちぎられる感じのしんどさ。なぜ会えなくなることがこれほどしんどいのかはよくわからない。他人が泣いているような感覚になるときもある。けどしんどさは確かに私のものなのでつらい。肉体的な痛みのほうが痛み止めで一時的にごまかせるのでマシ。相談所にもう無理ではと言われたしんどさ。自分と周りと相手へのいらだち。結婚が遠くなったことへの悲しさはあまりない。
・母より父のほうが今回のことについてかなり怒っている。が、多分父は昭和の恋愛結婚勢なので何かを誤解している。説明する精神力がないので今はほったらかしにした。
・部屋のゼクシィを見るたびにみぞおちが絞まるような感じがする。ある程度は読んだし元々ふろく目当てだったので資源ゴミに出した。重たさが身にしみた。
・自分のことを求めて来ない人をどこまでも追ってしまう恋愛傾向にあるのを思わず相談所の担当者さんに伝えた。「相談所はゴールが結婚に向いていて交際の展開が早いだけで、普通の恋愛と本質は変わらない」と言われた。案の定傾向の改善まではわからなかった。そっちのほうが知りたかった。しっくりくる考察を未だ見つけられない。担当者もこんなこと聞かされて大変だなと他人事のように思う。直さないと成婚できないかもと自分で書きながらも、直す必要性があるという確信はこの状況なのにまだない。
・母から「相手から好きって言われたことないんじゃないの」。それなのに関係性を進めようとしたのは判断ミスだ的なことも言われたが、わたしも面と向かって言ったことはないし言ってほしいわけでもない。やすやすと好きだという男はあまり信用する気にならない。毎日言わんでいい。
・そうは言えども好き度でいえば私が越していることは明白でお互いにそれをわかっている。しかし恋愛感情というもの自体がいずれなくなってしまうステータスだとするなら埋まっている必要があるのかは疑問。いつかなくなるものの量を気にする意味。共同生活に必要な最低限あればそれでいいんじゃないか。知らんけど。
・相手が全然あなたの気持ちに配慮してない!とよく言われるが、わたしがこの性格なので、忖度して色々やる人よりもあっけらかんとしていて論理的な人のほうが付き合いが楽。これはケンカっぽく言い合いしたとき特に思う。配慮のできない人より論理的に考えられないのほうが一緒にやっていける気がしない。論理的に言われれば同意はできなくてもその気持ちへの理解はできる。少なくとも今の相手はそれができる。それができない相手なら多分ここでお断りを出している。
・初めてLINEを24時間以上放置した。思えばやりとりを始めてから毎日どちらかからは何か送っていたので初めての試み。学生の頃、メールのやり取りが頻繁すぎたのが負担だったのに、うまく頻度を落としてほしいと言えずに振ってしまった彼氏がいたことを思い出した。もしかしたら相手にとってはちょっと連絡頻度が高かったのかもなと思った。LINEを送らない夜は気持ちが静かだった。これからは他の人とも連絡するわけだし、もう少しテキトーにやろう。
・この際なのでお見合いの写真を変えることにした。これまでは友人のスマホで撮った写真だったのを、2枚ともプロのカメラマンに撮ってもらったものに替えてみる。比較的奇跡の一枚レベルだが、別人ではないはず。多分。それよりもプロフィールの担当者コメントのほうが相変わらず別人。
・仮交際に際して相手と合意しておきたい細かいルールの下書きを書いてみた。活動期間は長くて年内まで。結論を出すのは翌1月の2週目まで。それ以前に結論が出れば申し出る。期間までに結論が出なかったら解消。それ以前にどちらかに本交際に進む人が現れたら解消。解消ばかりが並んで精神力が瀕死になる。少なくとも結論を出すのが今じゃないのは救い。
・誰にも共有しない自己ルールも作った。「今は、相手にいつでも連絡を取ることができて、会って手をつなぐことができることを忘れない。」見るたびになんとなくしんどくなる。
・お見合いはきちんと活動計画と週ごとの申し込み数の記録をつけようと思った。前はあいまいだったので、確実な記録をとっておこう。
・私の人生の脚本家は頭どうかしてる。引っ叩いてやりたい。でもどうせ「いや〜人生にはスリルも必要でしょ」とかヘラヘラしながら言われそうなのが余計に腹立つ。
・何か思い切り贅沢してやりたいという気持ちになったけど、これから相談所の会費がまた発生することを思い出してやめた。
・本交際に入る前のお気に入りリストはそのままになっていたので、本交際に進んだ人と休会の人を削除した。休会の人のほうが多かった。やっぱりシビアな世界だと思う。
・今のお相手よりいい条件で探そう、と年収と年齢の検索を厳しくしたら、該当人数が1000人前後から一気に200人くらいに絞られた。お相手、紙の上でのステータスとしては上位20%に入ってるんだな。
・ずっとまぶたが腫れたままになっていて鏡を見るたびに目が死んでるブスがいるのでびっくりする。こんな顔でお見合いしたらパネルマジックにも程がある。きちんと持ち直したい。
・いっそ髪をバサッと切って気分転換しようかと思ったけど、写真とイメージが変わってしまうのは避けたいのでやめた。悩ましい。
・会えなくなることへのしんどさは仮交際から本交際に進むときにもずっとつきまとっていたので腹を決めてキチンと向き合った。本来、相談所での出会いは将来的に会えなくなることを常にどこかで考えていないといけない。システム上、相手にとって自分より好条件な人が現れたらいつでも"切れる"のが相談所だから。でもずっと自分がその「断られるかもしれない」というしんどさから逃げるために相手のこと振り回していたのではないか、という結論に至った。自分がしんどさから逃げるためだけに相手のベストな幸せへの選択を阻害してはいけない。自分で引き受けなければいけない覚悟を相手に押し付けてきたのではないか、と思った瞬間に、霧が晴れるようになにか吹っ切れた。コントロールを失っていた船が操舵できるようになったかのような自己効力感。ピンポンピンポーーーン!と天から正解判定が出た感じ。
・活力も出てきたし元気が戻った感じがする。でも食べる量はまだ病み上がりレベルで今日もウィダーランチの回復食。一緒に買ったスタバの抹茶ラテのやつが身にしみておいしい。
・前の活動時にも思ったがお気に入りリストのソート機能がほしい。誰にもわからない印象評価点を付けられるようにしてその順に並ぶとか、もしくは年収順。excelに書き移してソートしようかな……。
・できたら20代中ごろの女にしては理屈っぽくて生意気なところもかわいいと思ってくれる人に出会いたい。都合よすぎか。そう思ってもらえるようなこと何もしてないのにそんなこと起こらないな。
・精神的に急に立ち直りすぎて躁なんじゃないかと思っている。持続するのかな?
・『自然体でいられる関係というのは、何も努力しないことではなく、長期的にお互いのため自然と努力できることを指す。』という考えが急に浮かんできた。なんだ今の。
・まだ夜はちょっと泣く。
・泣きすぎたのかフィジカル的にも疲れているのか、顔のむくみがどうしても気になるので思い切って小顔エステを予約した。これくらいは贅沢してもいいでしょう。
・ずっとあの人のそばにいられないかもしれないのかー、という考えが突如雪崩のように起きる瞬間がある。この瞬間はさすがにしんどい。
・相手とずっとそばにいられたとしてもそれでいいのかと考える。そばにいられないかもしれないと考えるとやっぱりまだ腕がちぎれそうなしんどさはある。それでいいんじゃないかという気も残っている。まったくもって非合理的。とんだアンポンタン。
・枕元のティッシュをまとめてゴミ箱に入れるところから始まる朝が続いたけど、ようやくそうでない朝が来た。
・台風の被害から復興するみたいにちょっとずつ自分を立て直してきている。
・結婚に対するゴールが幸せという世間の認識と私の受け取り方にズレがあるので婚活の記事は「幸せ」を「最も良い日常生活」に置き換えて読むことにした。幸せだとちょっと抽象的すぎるし範囲が広く感じる。

 このツイートを読んで真っ先に思ったのは「男に生まれてきたかった」だった。性転換したいという意味ではなく、性格がそのままで体が男だったほうが人生いろいろ楽だったんだろうなという意味。自分の今の女性の身体は好きだけどそこにおさまっている中身が外見に向いてない。与えられる人生は自分にとって楽しくないと思う。楽しみにしてた塗り絵が家に帰ってきたら全部塗られてたら嫌なのと同じような感じ。
・自分のことを求めて来ない人をどこまでも追ってしまう恋愛傾向はたぶんこの上記が原因だなと思った。自分のことをすごく好きになっている相手だと何かと「楽しみにしてた塗り絵が全部塗られてた」感じになりがち。有り難い気持ちになれないことが多い。楽しみな塗り絵が塗られずに楽しめるのが自分のことを求めて来ない人。
・振り返るとこれまでの尽くしてくる相手は元カノの幻影を追っている人などちょっと訳ありの人だった気がする。たちの悪いケースにたまたま遭遇してる可能性。
・婚活はほとんどすべてを運に頼っている。すべてを手放して降参するしかない。ただできることは起こる出来事を受け入れるだけ。オールから手をはなす。
・ア、と思ったのだけど、"自分が幸せになりたいから婚活を始めた"んではなく、"自分が誰かを幸せにするサポートをしたい"から始めたんだった。今のお相手はそういう相手かな……。
「もうッアンタバカなんじゃないの!?も〜信じらんないッ!!バカ!!」ってオカマちゃんに罵られたい。その横で「すいましぇん」って小さくなりたい。
・この脳内オカマちゃん強制指導いける気がする。甘えるとか頼るとか無理!な心持ちもオカマちゃんがいればいける気がする。多分。
・しかし夜(寝る前)になるとやっぱり落ち込む。ちょっとオカマちゃん出てきて!ねえ!出てきてってば!!ねえっ!!
・どの婚活本にも選ばれる女になれとか尽くされる女性に、と書いてあって胃が痛い。人間、もうちょっと生物的に進化してほしい。ホモ・サピエンスに性別があることの弊害多すぎじゃない?無性生殖でよかったんじゃない?ん?それって進化じゃなくて退化か?
・婚活KOKOの工藤さんの動画をひたすら見て勉強している。ズバっと言ってくれるのが良い。ネット上の婚活のアドバイスは30代前半の女性向けが多いんだけど、これはあまり自分にあてはまらないことが多いので20代向けのコンテンツが欲しい。KOKOの場合は年代問わず相談所の活動の根幹を話しているので結構役立つ。
・「好きになれるかどうかは行動次第」の動画がズバズバしてて良い。「好きになったからうまく行くというのはもうやめたほうがいいですね(ホワイトボードでバツつけちゃう)。このおばちゃん、強い。
・この一週間、いや、猫が家に来てからの人生全部でそうだったんですけど、ストレスを緩和するのに猫のお腹に顔をつけるのはマジで効果があると思うのでみんな猫を飼うべき。猫がいてくれてよかった。人生のありとあらゆるストレスは大体愛猫のお腹に収納されている。愛猫のおなかはきょうもタプタプだ。
・男性は相談をしても共感せずに解決策を出しがちだという話をよく聞く。そう考えると父の「まあ、飲みに行こうぜ」というのはすばらしい回答ではないか。本人が飲みたいだけかもしれないし、私が嫁ぐのが少し先になったという安堵感かもしれないが。でもわたしもいつかは結婚するんだぞ。
・お相手と直接話してきた。比較的冷静に話し合えた。お互いがんばりましょう、というお断りのときによくありそうな会話で別れたが、今の所来週も会う予定。それでいいのかはまだわからない。
・申し受け(お見合いに発展しなかった人も含め)の印象評価点も申し込み同様記録しておく方法を思いついた。そうすれば、こちらから申込している人のスペックと申し込んでくる人のスペックのズレが大幅にあればわかる(はず)。ダメ元で申し込んでくる人もいるだろうから正確ではないけど、その後役立ちそうなデータが取れそう。あーこんなこと考えるタイプだから可愛くないんだろうな。

・えー、この前お参りしてお守りも買ったご高名な某縁結びの神様、聞こえますかー、聞こえますかー。いまあなたの心によびかけていまーす。もうたいへんしんどいので、私を本当に必要としている方のところに早めに導いていただけませんかー。がんばってお見合いしていろんなかたに会いますのでー。ふしておねがいもうしあげまーーす。

 

総括:婚活で落ち込むシーンがあったら猫