結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

婚活実録編38:心境が時化てるので猫

心境がウルトラ時化モードに突入しています。

今を含めこれまでの婚活の期間というのは私の人生の中ではかなりレアなもので、暗いトンネルの中をひたすら走るような先行きの見えない不安を抱えてどうしたらいいのかわからずにすごく辛くなる時期と、そこから何があったでもなく突然自分の進むべき方向が見えてくる(実際は自分でどうするべきか決めているんだけれど、自分としては『時期が来たら勝手に決まった』という感覚に近い)ことがあります。
わたしの人生にそういうことはほとんどなかったというか、気分のアップダウンがここまで露骨に出るような事案がなかったので、結構不思議です。そもそも先行きが見えないことに不安になるということが少なかったのは、自分で決定できる範囲がわりと広く与えられることが多かったこともありますが、もともと自分が割と遠い未来まで暫定でプランニングできる人間だからだと思います。
逆に短期間で頻繁にプラン変更されたり期限が変わってスケジュールが変更になるのは非常に苦手で、「いきあたりばったり」の場合はあらかじめ「いきあたりばったりの予定」というプランで、「なにもしない」なら「なにもしない」までプランに入っていないとダメなタイプです。即興でもこなせるけど、「ここからここまでは即興です」とわかっていないとかなりのストレス。なんとなく自分自身に発達のムラを感じさせるところでもあります。

前置きが長くなりましたが、現在の交際やらお見合いやらの状況を例の婚活ガチャ爆死してる人に聞いてみたところ、まあ、相変わらず爆死中の様子。反対に私の活動を聞かれたので「いろいろ会ってみたけど新しい人と会う意味を見いだせなかった。担当者と相談して1月はどのみち休会することにした」と言ったところ、「え…それって自分とはどうなってしまうの?(交際解消になるの?という意)」というので「いやあなたの結論によるんですけど…」と回答。「それってどのみち1月2週目に結論は出したほうがいいってこと……」いや結論出さない気でいたんかい!。どういうこっちゃ。
ついでに「状況的にはこのままの感じで期限になるのでは」とさぐりを入れてみると、
…その時自分に他に交際してる人がいなければ…うん……
みたいな、つまりどうするんジャイというボンヤリ発言をしていたので(あえてその場は「ほー」とスルーしましたが、その時他に仮交際している人がいたらどうするつもりなのか)、このまま行ってもたぶん回答は「やっぱりもうちょっと待って」で来るんじゃないかなあ、と思いました。
そうなると実現するかもと思っていた脳内の「ようやく相談所やめられるプラン」のスケジュール感がぜんぶ狂ってしまうわけで、めちゃめちゃ心的負担が大きく、そのために心が冬の太平洋沖のごとく時化ています。もうそうなるの概ね予想できてたんだから「オール未定プラン」にしときゃいいのに、懲りずになんとなく「もし結婚の方向で決まったら春くらいには引っ越しをして」とか考えてしまったのがいけなかった。しかしもともと相手が即断即決はできない人であることは分かっていたし、そういう勢いのない人間を選ぼうと決めたのは自分なので歯の食いしばりどころと思って全部相手のせいにせずに気持ちを1つ1つ整理しています。
「決められない相手のせいだ!」と言うのは簡単だけど、"そういう勢いのない人間を選ぼうと決めた”点からは相手を責めたところで何の解決にもならないし「いやそもそも相手変えろや」で終了してしまいます。それはそれで単純な解決方法の一であるものの、そればかり選択していたら離婚した両親の二の舞です。それは相続放棄するって決めたんだから相続しない。と思っています。
そもそも「相手を変える」という解決方法に対して違和感があるということは、すでにゴール設定が「自分が(誰かと)結婚すること」以外になっているから違和感を感じるわけで、その時点で「相手を変える」は「サッカーがうまくならなくてつらい」と悩んでいるサッカー男子が「ならバスケやろう」と思い立つようなもので、サッカー男子がバスケ男子になったところで「バスケがうまくならなくてつらい」と言い出す確率は高く、それ悩みに対する根本的な処置とは言い難いんじゃないかなと思っています。そこで考えるべきは「なぜつらいのか(対メンタル)」と「どうしてその状況にあるのか(対物理的状況)」の2方向からの視点で原因を明確にしないと始まりません。

かといって自分の気持ちというのは自分でもよくわからない部分も多いので、もう猫でも抱えてゴロゴロして気力を回復するしかないと近頃は飼い猫にしつこく構っています。うちの猫はしつこくすると顔を蹴り飛ばしてくるので我々の業界ではご褒美です(支離滅裂な文章)