以前書いたかもう忘れてしまったんですが、
結婚相談所に入る前、一時期ブライダルネットを使ってたことがありまして。
(ブライダルネットとは:IBJ運営のネット婚活サービス、ほぼマッチングアプリ)
それをどうして思い出したかというと
夫も「結婚相談所入る前にブライダルネット使ってた」と言い出したからでして。
…
……いや、同じの使ってたなら
そこで出会えば安かったのでは??
と一瞬思ったのですが、ブライダルネットだとおそらく結婚まではいかなかっただろうなと思い直しました。
マッチングアプリだと効率が悪すぎるんですよね。具体的に挙げるとこういうことです。
- 最初に会うまでが長い
会ってみないとお互いの相性や良さなどは見えてこないわけで、そう考えるとマッチングアプリはまず会ってみるまでの時間と労力がかかりすぎです。
お互いいいねしてメッセージができるようになってから初めてのデートに行くまで何度もメッセージのやりとりをしないといけない、かといってすぐ会うのも怖い。
と思って慎重にやりとりしていると途中でフェードアウトしてしまう人がいたり、苦労して会ってみたら写真と全然違って振り出しに戻ったり…。
- 「ごめんなさい」が難しい
結婚相談所なら会ってみて「なんか違ったな」と思ったらお断りすればよいだけですが、マッチングアプリの場合は、会ってみてなんか違った場合にフェードアウトか既読無視しかないので、相手方の期待が高いとなかなか切りづらいところがあります。
この前の最強カーチャンに連日長電話した人みたいな雰囲気のときにしんどくなります。
- あぶない
実はマルチもしくは宗教の勧誘であったとか、男性なら美人局でぼったくりバーに連れて行かれるとかです。女性だと身の危険を感じるようなことに遭遇する危険性も考えられます。
- 嘘かも
上のあぶないに関連しますが、マッチングアプリの多くはプロフィール上の職業・年収・卒業大学等の記載に証明書が必要ないので、いくらでも嘘を書くことができます。例えば男性なら医者や弁護士、会社経営者など女性から人気の高い職業と偽ったり、女性なら美人の画像を無断で使用する・アプリで盛りまくるなどした画像でマッチングアプリを利用することも可能です。
- 全員の目的が結婚とは限らない
最終的には結婚を見据えていたとしても、マッチングアプリは彼氏彼女を探している人も使うものなので、うまくマッチングしていい感じになったものの、最終目的が結婚の場合はタイミングや目的の部分でミスマッチが起こってしまう可能性があります。
- 踏ん切りがつかない
相手が誰かと並行で交際(デート)していた場合に、結婚相談所であれば真剣交際(本交際)のしくみがあるので、"自分とのこれから"について一人に絞ってじっくり考えてもらうことができますが、マッチングアプリでは誰が管理しているわけでもないので相手がまだ誰かと連絡を取っているかどうかさえ確認できません。どれくらい自分が本命そうなのかも当然わかりません。カウンセラーによる第三者のフォローや仲介もないので疑心暗鬼になって爆死したり、片方はサブだと思っていたのに片方が本命だったりすると修羅場になったりします。
…というような感じで、ちょっと思いつくだけでもいろいろなデメリットがあります。
マッチングアプリは基本無料なことが多く、いつでも始められていつでも辞められるというお手軽さはありますが、彼氏彼女はともかく結婚相手を探すツールとしてはほぼ使い物にならないレベルじゃないかなと思います。今週のデート相手を探すとかならいいかもしれませんが…。