結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

婚活の正念場は本交際の手前あたりにありそうという話

お久しぶりです。お久しぶりすぎて、ブログの書き方をちょっと忘れてきています。

さて、最強カーチャンについてです。
最強カーチャンは結論から言うと婚活を続けています。

コロナ禍のちょっと手前あたりで実はお見合いをしていたらしいカーチャン、その後、密にならないよう屋外テラスのあるお店や公園などをデート先にしてお相手と親睦を深めていたそうです。

「夏くらいには成婚すると思うの!」と何やらいい感じの雰囲気でした。

が、気の早いカーチャンの気の早い段取りに気圧されたのか、もしくは最初からカーチャンがサブだったのかはわかりません、どのみち多分男性側が成婚に向けた検討に気持ち的にはまだ入ってなかったんだと思われますが、相手の男性から「君の思ったことをはっきりと言い過ぎるところが気になる」と言われてしまい、暴れ馬に早変わり。
そんなもんは元からじゃ!治せるわけなかろう!!!!!!!とガチギレし、速攻で相談所に交際終了を叩きつけました。あちゃー。終わった。

 

カーチャンが思ったことをはっきり言いまくってしまうのはもう特性で、この性格はもはやカーチャンがカーチャンたるアイデンティティの基礎ともいえるところです。そこを「わかりやすくていいよね、アハハ」くらいに思えないと到底結婚生活(共同生活)などやっていけません。例えるならアクセルしかない車なのです。もしカーチャンのブレーキ役になるなら、ブレーキパッドがよっぽど強くないと、あっという間に摩耗してしまうことでしょう。一番いいのはブレーキ役にはならないことです。なんせ本人が人生にブレーキを必要としていないので。

相手の男性の方も、この先ひとりではつまらないから旅行や趣味を一緒にしたい、というような動機ではなく、老後に穏やかな日々を送るうえでのゆったりとしたパートナーを探して結婚相談所に登録したのかもしれません。
性格の不一致というよりは、(シニア婚活にありがちなお断り理由なのかもしれませんが)晩年の結婚に求めるものが違ったんだと思います。

 

思い返すと交際中のアレコレを聞いたときに、ちょっと繊細そうな男性のように思えたので、バランスが取れるならいいけど…とうっすら心配していたところはありました。

 

ここまでのカーチャンの婚活と、自分の婚活経験も含め、なんとなくわかってきたことがあります。
それは結婚相談所での交際は成婚退会がリアルになる本交際間際あたりが勝負なんだなということです。

序盤のお付き合い(複数回のデート)は、よっぽどのことがない限りはそこそこにうまくいくものです。お互いよく思われたくてちょっと気取ったり背伸びしたりするところもあります。
でも、いざ本交際に…となると、「この人と、毎日朝晩と顔を合わせ、病めるときも健やかなるときも、貧乏になっても金持ちになっても、気持ちの沈んでいるときも明るいときも、変わらずにンー十年暮らせますか?」と自分の心に聞くことになり、この問いかけからがお互い勝負のように思います。

本交際、つまりはそのままいけばこの人と結婚するってことだよな……と考えると、急に「いや待てよ…こういうところが気になるし…」というような細かい相手への不満だったり、「どうせならもうちょっとイケメンor美人と…」というような欲が出てきたり、「この背伸びは日常は無理だな」と素の自分を見せたりします。二の足を踏むというか、見直しするというか、再検討するというか。

そうすると相手の方もやっぱり一度再考することになります。本当にこの人でいいんだろうか、と。
それでもやっぱりこの人なのではないか、とお互い思えたときに成婚するんだと思います。

 

というわけで、カーチャンは再びお見合いをセット、最強カーチャンさすがのお見合い無敗でOKされ仮交際をしています。「今度の人は、よさそう!!!」だそうで、成婚退会がリアルになってからどうなるかなっと思っています。人の婚活はこころに余裕があっていいですね!(他人事)