結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

婚活実録編32:迷言記録

ハードな出張をこなす合間に元本交際の人と会っています。

前回は最近の(お見合いの)調子はどうか聞いてみました。
すると何週間か前から会っている年齢の近めな女性が割と良いという話に。

「顔もまあふつう…というか」「うん」「そこそこ話も盛り上がるし」「うん」「結婚まで急いでなさそうだし(^^」うん…?ちょっと待てよそんなわけあるかッ!!!30歳以上の結婚相談所に登録してる女性が急いでないわけないだろッ!!理想通りの人がいたら来月にでも結婚したいよきっと!!どこ見てんだッッ!!!!!いや何考えてんだッ!!!!!
と思ったのですがあえてツッコまず冷静に「今週はその人とは会うの?」と聞いてみました。
(えらい)
回答は「いや…友達の結婚式の余興を頼まれてるから忙しいらしくて会わない…」オーーイ!!!友達の結婚式の話するってことは『私もそろそろヨメに行かないと…!』って思ってるよ!!!!どの点からすぐ結婚する気がないと判断したのか意味不明すぎる。そもそも急いでないなら大金出して結婚相談所に登録しないのでは。
これきっと(1)他にいい人がいたらお断りしたいかな〜とりあえず2回位会ってるけどなんか違うんだよね〜。と女性側から思われている(のですぐ結婚する気がないように見える)か、(2)ものすごく勘違いしてる か、(3)その女性はまったくの妄想で存在しない のどれかじゃないでしょうか。(4)その女性がうまく結婚したい感を隠している 策士 の可能性も捨てきれませんが、もし実在する女性なら1と2の両方が可能性高そうなところでしょう。運良く2か4だけだったとしても30オーバーの女性が結婚相談所に来て、結婚に際して決定に時間のかかる男性を選ぶ確率は…高くはないだろうなあ…。
結局、相手が誰でも迷う時間は欲しい様子。結婚相談所で「迷う時間が欲しい」って、ある意味「美人がいい」とかよりハードな条件では…?知らんけど。(投げやり

ちなみにこの話の〆はまあでも歳がけっこういってるからねえ……でした。
その人あなたより年下のはずだけどな!。
後ろ髪もある人がいいに続く迷言が。婚活実録編じゃなくて迷言記録集みたいになりつつある。ウケる。(ウケている場合ではない)

なぜ女性はBLにハマるのか

鍵アカウントのtwitterでちらっとツイートしたら思いの外いい考察ができたので記事に起こしてみることにしました。ちなみに私は腐女子当事者ではないので客観的な視点での考察です。

はじめに
BLという言葉が「ベーコンレタス」より「ボーイズラブ」であるということが一般化して久しい昨今ですが(本当か?)、女性がなぜ男性同士の恋愛に"萌え"るのか、いくつか説はあれど、今ひとつの考察しかないのが疑問でした。
腐女子の友人複数に聞いてみたところ、「なぜかはわからない」「まあとにかく萌える」「BLはいいぞ」の3点張り、しまいにはおすすめのCPを熱く語って沼へ突き落とさんとする人もおり、本題からズレた回答かもしくは「わからない」が回答の圧倒的多数を占めていました。
腐女子と言われる本人でも、なぜBLなのか、男性同士の恋愛でなければいけないのかという理由部分についてははっきりとわからない。それなのにこれだけ大勢の世の女性を熱狂の渦に巻き込み、本を買わせ、グッズを買わせるだけの猛烈なパワーを持っている。謎です。謎すぎます。一体その吸引力はどこから来るのか。

そもそも女性の「萌え」とは

男性の「萌え」は単純です。勃つ。シンプルです。
女性の萌えはそれとは違って複雑です。よく女性物の濡れ場はフレンチのフルコース、男性物は牛丼と表現されますが、女性の萌えは一言で言えば"関係に対しての萌え"がメインです。前菜(その2人の性格、置かれている状況のわかる描写)なしにいきなり肉料理(性描写)が出てきてもいまいち萌えません。
また、女性の場合、繁殖に際して必要なのは2つ、(1)オスの遺伝子情報 と、(2)子と自分を守り食料を届けてくれる存在 です。対して男性の場合は、繁殖に必要なものが遺伝子を受け取ってくれるメスのみで成立します。女性は長期的ですが、男性は短期的です。

ゆえに、男性側は「遺伝子情報を渡すこと」のみ行うのが生物学上もっともコストがかからず得する行為です(※生物学上です。現代社会では『ヤリ逃げ』)。女性側は「遺伝子情報を受け取らずに、自分を守ってもらい食料を届けさせる」状態が最も得です(※生物学上です。現代社会では『男性のATM化』)。生き物としてそれが"おいしい状況"、そうある状態は本能的に自分に「よい」と思うようにプログラムされています。

人間のオスとメスの「協定契約」

人間は単為生殖できないため、子孫を残すのにオスとメスで役割分担する必要があります。オスは自分の子を産んでもらうかわりに、その母と子を守り食料を運んでくること。メスは自分と子を守ってもらい食料を運んでもらうかわりに、子を産むこと。生産に対する対価としてスポンサー契約する感じです。

しかし、子どもを産むことはメスにとって命がけです。身を削って育てる必要があり、少なくとも1年は他のオスとの生殖が不可能。妊娠中・出産直後は外敵から身を護るのも難しい。そもそもお産自体で死ぬこともありえます。死ななかったとしても相当のダメージはあるでしょう。非常にリスキーです。

そのため、本能的に「ヤリ逃げ防止判定」が搭載されています。メスはだれかれ構わず遺伝子情報を持っているオスを選んではならないのです。なぜならそんなことをしたら出産のリスクから考えてメスが全部滅んでしまいます。だから性行為の前に、このオスは自分と子を守り食料を運んで来る気があるのか?出産だけお願いしてスポンサー契約を無視する気はないだろうか?行為前に"自分と子を守ってもらい食料を運んでもらう"気があるか?を念頭において考えるようになっています。

生殖に必要な(1)オスの遺伝子情報 と、(2)子と自分を守り食料を届けてくれる存在 のうち、(2)を大きくクローズアップする傾向にあるということです。

 

女性向けマンガなどでの王道の展開の意味

女性向けマンガ・小説などの王道展開も、(2)の要素が強調されます。

・変なナンパ野郎に絡まれたところを、イケメンに助けてもらう。(緊急時に守ってくれるうえに周りのオスより強いオス)
・ヒロインがコケそうなときや、高い所から落ちそうなところを、イケメンが抱きかかえる。(緊急時に駆けつけてくれる)

・「お前だけだよ」と言ってくれる。(オスを独占)
・とんでもなく高いレストランに連れて行ってくれる。(食料をくれる)
etc

ちなみにこういった部分は男性にとって「コスト」の部分ですので、おそらく男性から見ると少女漫画のストーリーは前菜・前菜・サラダ・スープ・スープ・デザートの構成のフレンチコースみたいなもんです。まずくはないが、メインディッシュがない。パンすら来ない。もっと言うとラッピングばかり豪華な空の箱のプレゼント。虚無。

 

(1)の気配を消しながら(2)を強調する展開がまさにBL

もしこれを読んでいるあなたが男性ならぜひ一度試しにBLマンガを読んでみてほしいのですが、登場人物が男性なのに思考回路がまったく男性ではない受けばかりが登場します。相手との関係性にひたすら悩んだり、「言わなくてもわかれよ」と言ってみたり。そんな男いないわ!。少女漫画の主人公を形式上男性にしただけの展開です。じゃあなぜ主人公(受け)は女性ではなく男性でなければいけないのか?

妊娠しないからです。「遺伝子情報を受け取らず自分を守ってもらい食料を届けさせる」状況がその物語上に再現できるからです。生物学上「おいしい」状況をうまく物語に乗せるのに便宜上男性を使った。これがBLが男性同士である理由で、女性がBLにハマる深層心理ではないかと思っています。

 

そうは言っても

ここまでの考察は自分でもかなり核心に迫ったのでは、と自画自賛の仮説だったのですが、男性同士でも妊娠可能な設定の「オメガバース」「セクピスパロ」などが存在し一定の人気を得ているらしい以上、一概にこうだ!!といい切れる自信のある仮説ではありません。男女間の恋愛の枠を取っ払った女性向けの世界展開がBLというファンタジーである、というのが今の所自分の中で一番しっくりくる表現です。

なんにせよ女性にとって都合の良い物語であることは確かなので、男性が腐女子を叩いたり「逃げだ!」と言ったりするのは「遺伝子を受け取らず自分を守ってもらい食料を届けさせる」深層心理を本能的に察知して忌避しているような気がします。「女は金目当て」「男は体目当て」と主語大きめで異性批判する人の心理もおそらくこの本能的なはたらきだと思います。

一応締めに書いておきますが、もちろん感じ方に個人差はありますし、BLの文化を貶すような意図はありません。

 

ちょっと別の話

私は人間の女性は人生に1人の相手としか繁殖しないようにできているのではないかと考察しています。なぜならヒトが繁殖可能になる年齢が12~3歳前後として当人がその年令に到達するまでに12年、さらにその子孫が繁殖できるようになるまで(一人立ちするまで)12年、計四半世紀はかかるわけで、石器時代などの寿命から考えるとそこから他の相手と繁殖できないのではないかと思うのです。もし、子孫が繁殖できるようになるまでの間に繁殖相手を変更するなら、そうせざるを得ない事情(前の繁殖相手が守ってくれない、もしくは遺伝子情報的に前の相手よりも良い)があるという本能的な判断が下りたことになり、この場合最も効率的なのは前の繁殖相手との子は切り捨て、新しい相手との子に注力することです。たぶんこれが児童虐待の加害者に義父と実母*の組み合わせが多い理由だと思っています。ただし、本能的にそうだからといって許される行いではありません。

*今年ニュースでよく取り上げられた結愛ちゃん虐待死が義父と実母でした。若くして妊娠した母とその新しい旦那。

オスとメスの本能的に「おいしい状況」の真逆さが、夫婦・恋人間の関係性にヒビが入る原因の大多数を占めているような気がします。

なんか、現代的に解決できる方法ないんですかね。。

婚活実録編31:仕事があってよかった

絶賛休日出勤をこなしています。まだ7連勤めですが、この先代休取れるかあやしくなってきて恐怖の20連勤に突入する可能性が。。Karoshiが国際語になるのもわかるよね。Kamikaze attackから何も進化してない気がする…。

「申し受けから会ってみようかな〜♪」とルンルンだったお相手、「で、どうでした?」と聞いてみたところ「うん……」「(あっこれはなんかあったな)いまいちでした?」「いまいちだったというか……ひさしぶりにすぐ帰りたくなった」「それは相当ひどいやつ」
結局お断りを出したそうです。ふむ。この前お見合いしてた人はどうなのかと聞くと「音信不通」。私もいまいち不調ですが相手もいまいち不調のようです。

 

この話をしたあと、ふらふら散歩しているうちに、夜景のきれいなところを発見したのでしばらくふたりで座ることにしました。これから仕事が忙しくなること、一ヶ月仮交際に戻してやってみたけど他の候補になりうる人が現時点でいないこと、他の人と会っているという話を聞いてしまうとやっぱりいやだ、まで話したところで、やばい、夜景が目にしみる、全然泣く気もそんな話する気もなかったのに泣いてしまいました。涙腺ダム決壊阻止にまたも失敗。くやしい。な、泣かないで、と言われましたがこっちは手を握りながらそういうこと言いつつ他の人と会ってんのがつらいんだよ!!!という感じ。心の中にちっちゃい幼稚園児がいて大泣きして収集つかなくなったのをせっせとあやすものの一向に泣き止まなくて困り果てる母みたいになってました。
会わないとか会いたくないと言われてるわけじゃないことは再三相手が言っているのでわかっていますが、しんどいのはそこじゃなくて、相談所というシステム上「他にいい人がいたからあなたとはもう会いません」と言われてしまうかもしれない不安がしんどい。そうなったらそうなったで仕方ないことはわかっているけどしんどいことに変わりない。
「いつの間にかこんなに関係が進んでた!くらいの感じで、あんまり思いつめすぎないで…」って"いつの間にか" "こんなに"進まない気配だから不安なんですけどーーーー!!!むしろ「いつの間にかこんなに」進められる自信があったのにビックリだよ…。

いい感じに精神力を消耗していますが、とりあえず淡々と仕事をこなしたいと思います。仕事があってよかった…。

婚活実録編30:やってしまった定番のアレ(4w)

先週は2人にお会いしました。
結果から言うとお二人とも交際成立ならずでした……。
お一人目はともかく、二人目は多分アレが原因です。。

 

ここのところ、午後開始のお見合いが多かったので、朝おそく起きて、ブランチを食べて出発の流れをとってました。
あの、はい、今後の展開は今あなたの予想したそのとおりです
朝起きて、お見合いの場所を念の為確認しようと思ったら、13時開始だと思ってたのに11時開始って書いてあったんです。この時点で10時ちょい手前です。
イヤーーーーーッッ!!!!やってしまったーーーーー!!!!!
そこからは爆速着替え&メイクでなんとか10分で家を出たものの、どこをどう調べても自宅からお見合い場所までは50分かかる。ということはお見合い場所につくまでには1時間以上はかかってしまう。うわー!とりあえず、相談所の担当者さんに電話。
「ごめんなさい、時間勘違いしてて、開始時間ぴったりに駅に着く見込みになってしまいました…」「わかりました、駅到着から余裕見て10分くらいはかかると思うので、10分遅れの開始で連絡しておきます」
確認不足〜!。完全にわたくしの確認不足です。やってしまった…。
しかも、そこそこいいな〜と思っている方でした。なら遅れるか普通〜〜〜!!!あーたるんどるたるんどるたるんどる。
お見合い自体のお話はそこそこ弾みましたが、直後の結果予測は「お断りぽいなあ…」のレベル。どのみち10月2週目までに仮交際2人はむりだ…と思いつつ帰りました。案の定NGでしたね…。

本交際に進んでいた相手に「お見合い結果がNGでした(TдT)」と正直に話したら「まあそういうこともあるでしょう(^^)」と相談所担当者のごとき返答。先週の狼狽えっぷりはどこへやら、別人のような余裕です。断られたなら安心ってか!
『同年代からしかこない』と言っていた申し受けも、30代前半くらいの方から1人申し込みがあった?のか、会ってみようと思う、と積極的な姿勢。
今後どうなるかわからないので気を引き締めて参りたいと思います…。


1ヶ月仮交際に戻して、他の人とお見合いをしてみたわけですが、結論としては「本交際の時と結論は変わりない」で私の気持ち的には落ち着くのではないかと思っています。まだ決めた!というわけではないです、ただ、見通しとしてそんな感じだろうなというだけで

今月、仕事が繁忙期に入ってしまうので、この先まるっと1ヶ月くらい週末が仕事で埋まってしまいます(※27日連勤!とかではなく、単に土日に入る仕事が多くなる)
なので、しばらくお見合いは物理的に難しいというのがひとつ。
ふたつめは、お見合いの時間を勘違いするってことは「それくらいの期待」しか私が持ててないんだと思うのです。決して中途半端に活動しようと思っていたわけではないけれど、正直、今回のお見合いがOK返事だったとしても、その先交際がうまくいっただろうか、と。現時点で一発目のお見合いから元本交際の人を上回るヒットはまだ体験していないし、この4週間で200人以上はプロフィールを見てきて、なるべくフラットな目線で見てもこの人以上っていないんじゃないかな、というのが結論として出そうだなと思っています。もちろんスペック上いい人はいましたが、申し込みをお断りされたということは、私の手の届く範囲にないということなので、要するに「いない」ということです。

あとはその結論を受けて相手が出す結論がどうなるかですが、それは私にはどうにもできないことなのでもうなるようにしかならないです。お手上げです。サレンダー。

くたびれはてこさんが『人生勉強の授業代は先払いの着払いで頼んだ覚えもないのに強制的に執行される』と書いておられましたが、まさに人生の学びはその通りで、自分から望んだわけでもないのに勝手に課されていきます。
これから先もきっと頼んだ覚えのない教材がわんさか届くのでしょう。

婚活実録編29:/ZERO(3w)

休日に1人申し受けからお会いしたものの、写真と印象に差があったのと、お話があまり盛り上がらず。仮交際に進むかどうかの基準「次も会いたいか」を考えたところ「次会う気は…ないかな…」だったので見送ることにしました。

わたしの活動方針としては申し受けよりも申し込みがメインなので、申し込みからお会いできる確率があまりよくない今、どう活動していったらいいのかというのが悩みどころです。申し受けから会えばいいじゃん!と思うかもしれませんが、会ってみてこういう結果だったりするとやっぱり申し受けはいまいちなんだよなあ…と思ってしまったり。
申し受けから仮交際に発展した方がこれまでいないので、やっぱり自分が会いたい人に会っていくのがベストのような…って受けてくれなきゃ申し込んだって意味ないんですけどね!!!!!

 

なんの話でそう言ったのか忘れてしまったけれど、「チャンスの神様には前髪しかない」という諺を言ったら元本交際の相手が「…後ろ髪もある人がいい」と言ってました。いや私だってチャンスの神様に後ろ髪欲しいよ!そらハゲはイヤだよ!!
私はチャンスを逃したらいなくなってしまうぞ、という意味のことを言いたかったわけではなかったのですが、相手からしたらチャンスの神様と私自身を掛けたと思ったらしく。まったくもってトンチンカンすぎて笑い転げました。

チャンスの神様には前髪しかないと言って石橋を叩かずに走り渡ってきた人生でも、チャンスの神様だと思いきや貧乏神で橋が崩壊し困り果てたすえに泳いで戻ってきたことも多々ありました(前にも書いてますが)。今は気力体力ともにあるのでそういうことが起きてもなんとかなっていますが、この先の人生、気力体力は年々目減りする一方なわけで、そう考えると「いや、あれはチャンスの神様じゃない可能性もあるよ、もうちょっと決断は待とうよ」とか「橋崩れたらどうする?」と言ってくれる人がいないとやばいのではないかと思っています。

ところでこの元本交際の人、活動の確認をたびたびしてきます。他の人と会っているのがイヤだとかは言わないけれど、明らかに言動が気にしている。「誰かに申し込んだ?」→はい→「何人くらいに申し込んだ?」→おおよその人数を言う→「えっ…多いね…」→「今週末は誰かと会うの…?」→お見合い予定がある→「(予定日の翌日)ファーストコール来た?*」

そんなに気になるならなんで仮交際に戻そうって言い出した!!!???

*:お見合いしてお互いOKで交際成立した場合、お見合い翌日の夜に男性から女性へ電話をかけなければいけない。これをファーストコールと呼ぶ。

お見合い予定があるって言った日からしばらく経ってもきちんと日程を覚えてたってことは相当気になっているんだと思います。なんせ私はお見合いすると言ったことすら忘れていたレベル。いきなり「ファーストコール来た?」と聞かれたのでびっくりしました。なんで知ってるんだっけ!?あ、はっきりではないけど「お見合いある~」くらいの軽いノリで伝えたっけ…よくそんなの覚えてたな!?と。
「気になるなら本交際のままにしておけばよかったのに」と言ってみても「そんなに気になってるわけじゃない」と説得力/ZEROだし、「会う(お見合いする)なら気になるよ」ってその前から気にしてたじゃん。

次デートしたときに「で、この前言ってたお見合いはどうだったの~?」と聞くならわかります。でもファーストコール来た?と聞くってことはお見合いの結果をかなり気にしていたってことなのでは。しかもなぜ私がOKする前提。思いつめすぎじゃない…?(へこんで心境を6000字も書いた人間の言うことではない)。

 ちなみに両親からのこの元本交際の人の印象が数字でいうと-114514ポイントくらいになっており、「意味わかんないし。そんなやつやめとけ」とほぼ毎日言われています。正直上記は私も意味わかんないので何も反論できません。私の方から仮交際に戻して考えたいと言いだしたかのような言動。。
友人も含め、自分の周囲にいる人は誰一人この本交際してた人との成婚をよしとしていないのは、私が正常な判断ができなくなっているということなのか?と思うときがあります。病識はないけれど病感があるのに似てるような。
しかし「この先の人生、愛猫・両親の介護や死別など大きなショックを受けるようなことが起きたとしても、多分その相手は一切気遣ってくれないけど、それでもいいの?」と言われても、はなからあまりそういった情動に関する部分では夫となる人に期待をしていないし、甲斐甲斐しくされるよりは勝手に立ち直るまでほっといてほしいので、あまりピンと来ないところがあります。むしろそういう情動的サポートは女性がよく重視する項目でありながら私があまり重視していないので、そういったことが期待できない・上手くない人を選択するのは全然間違っていないというかアリなのではないかなと思うくらいです。

これまでギャグみたいにボケとツッコミをお互いやっては非常にしょうもないことで笑ってお店の席を3時間ほど占領する相手なんていなかったし、私も自分自身が変わった人だという自覚はあるので(これは病識がある!)変人具合が同じくらいでちょうどいいんじゃないかと思うのですが。でもなぜわざわざその人を選ぶのか、と聞かれた際の回答がわかりません。特別ルックスがよいわけでも、性格がとてもやさしいわけでもない。※『思いやりがない』という意味ではなくこころづかいのできる人間』ではない。一世一代の大決心を前に相手の精神状態を慮るだけの余裕/ZERO。
それでもお断りすることもなく会っているのはたぶん、結婚とか将来のことを差し引いて、単純にそばにいるべき相手だと思っているからでしょう。

それは正常な判断力を無くしているからその結論なのか、もしくは通常通りの判断力でも同じ結論になるのか、今の自分にはわかりません。

婚活実録編28:性格を断捨離する(2w)

10年来の友人に2年ぶりくらいに会い、「実は今年の春から婚活してるんだよね」と言ったら「へー!実は私初カレできたんだ」とカウンターをかまされて今週も瀕死から回復できません。
それはそうとして友人、幸せそうで何よりです。職場同僚だそう。私の友人のほとんどは職場恋愛・職場結婚です。私が相談所登録に踏み切ったのも「職場に異性がいない」のが非常に大きいと思います。…なら相談所の月会費は福利厚生費として経費申請できるべきじゃない???(屁理屈)

ところでその婚活です。申し込みからの承認こそ少なかったものの、仮交際になりそうな方がいる(=これからデートが続くかもしれない)ことと、前々回記載した『おとなしすぎて表情が読めない』の克服のために何冊か本を読みました。

恋愛×SNS講座

恋愛×SNS講座

 

女子校出身者はよくわかる(はず)と思うのですが、思春期を女性のみの社会で過ごすと、当然にして部長・委員長・学級委員・生徒会などのとりまとめ役が全員女性になるうえ、文化祭・体育祭も男子はいませんから、女子のみで準備や運営をしていくことになります。
そうなると、ちょっと重たいものを持ち運んだり、共同ですすめていく大きなプロジェクトなどに対して「(男性のほうが向いてそうだから)任せておけばいいや~」という発想自体が人生にありません。重いものは何人かで運ぶ・台車を手配する、高い所のものは台を使う、プロジェクトはやりたいやつ(性別問わず)がやる、とりまとめはとりまとめられるやつがやる。
で、この状態が"当たり前"として世の中に出ていくと、「(男性のほうが向いてそうだから)任せておけばいいや~」「(男性にお願いすればやってくれるから)やってもらえばいいや~」「(あとあと便利だから)ごますっとこ~~」という女性が完全に悪女に見えてしまう。そういう生き方があり、悪女とは限らないということは知っているけれども。特に自分がせっせと取りまとめしてるときに「えwwwそういうの男にやらせておけばいいじゃんwwwワロww」みたいな態度でいられたりすると殺意すら湧いてきちゃう!♡(可愛く言えば何を言っても許されるわけではない)
さらに、ガンガン物事を推し進めるために男性から敵視されることも一度や二度ではなかったわけで…。
そういう感じなので、男女別学は社会に出たとき別学で培った意識を一旦捨てないと男女混合の社会に適応しづらいことがあるという点で難しい方法だと思っています。って違う!そういう結論じゃない!
個人的に"男性をうまく扱う"女性をかなり偏見で軽蔑している、というのが正直な気持ちです。LINEにハートマークを使うくらいなら舌を噛み切って死ぬとか死んでも無理ですと思っていました。
思ってましたけど、婚活においてこれを会得せずに成婚するのは多分無理だなといい意味で諦めたり、結婚後の生活も考えると、この性格はいかんなと思って、そういう考え方を手放すことにしました。
あっさり言ったものの、考え方を手放すというのは断捨離のごとくゴミ袋に思い切ってエイヤと捨てればオッケーではないので、手放して戻ってきた考え方を再度手放すことを続けていくみたいな作業をしています。というのが現状に近いです。この記事がとてもよい解説です↓

RPGで言うとメインの攻撃方法を変える感じです。今まで剣でレベルを上げて物理で殴り、魔法はパワーのないやつがやるもの!と謎のプライドを持ってた女剣士が、どうしても倒せないボスに遭遇して魔法をLv.1から学び直してるような感じです。どんな例え?
自分の性格が嫌いというわけではありません。客観的に見て、アホみたいに意思決定が早いことと、小さなチームで成果を出せる推進力があることは長所だと思っていますし、そう思える実績もあります。その長所を生かしてこれからやりたいこともあります。ただ、婚活のフィールドで持つべき武器はこれじゃないんだな、と思ったのです。もうちょっと早く気づいててもよかったけどな!。


お見合いについては、あれから1名追加で承認してくれたので、1人申し受け+2人申し込みで3名にお会いできることになりました。やった~。本交際まで行ってた方より全員若いし、スペックでみるとほとんどの方が上です。とても複雑ですが、やるからには全力で相手を探さないと、、とは思っています。思ってますが、現段階で将来的に他の方と本交際に進むことを考えられるかと言われると………(手放しきれてない)。他の方と会ってみないと始まらないのでとりあえず会うという感じです。

 

あとはプロフィールでわかること以外の"相手に求める条件"を再度考えたのですが、うまく想像がつかないので、"お互いが幸せにやっていける結婚生活に必要な相手の要素"で考えてみました。
①猫と暮らせること
猫大好きじゃなくてもいいし今現在のところ犬派でも構わないです。単に私が猫のいない人生を生きられる気がしないというだけです。あとは「雨に打たれて衰弱しているネコを発見したので保護します、里親探すけどいなかったらうちの子にします」ということになっても反対しないこと(倫理的な感覚に大幅なズレがないこと)。
②考えていることを論理立てて話せる人
感情・感覚で話をされると私がいまいちわからないときがあるので。これは父に「そっっれハードルたけえぞ〜!!」と言われてしまった。そんなに珍しくはないと思うけどな……。
③自発的に考えて行動するタイプ
私がこのタイプなので、他力本願型の男性がパートナーだとイライラしてしまってうまく行かないのではないかというサジェスチョンを父からもらいました。なるほど一理ある。
例えば「有名なコンサルや先生の言うとおりにして単調に成功する」のと、「失敗したり悩んだりしながら紆余曲折を経て成功する」、どちらかを選べるなら私は後者を選ぶでしょう。いやさすがに先駆者からアドバイスはほしいですけど、最終的な意思決定や善悪の判断を「えらいひと」に委託してしまうひとの気がしれないです。考えなくていいから楽なのかもしれませんが、じゃあなんでそれに取り組んでるの?悩んで考えて試行錯誤するためじゃないの?なんのために生きてんの??(言い過ぎ)。
他力本願型の場合でもかかあ天下ですすめられるならそれはそれでやってけそうな気もするので、一概にいい切れはしない気がしますけど。

どちらにせよ上記3点は全部が会ってすぐわかる部分ではないので、ある程度会って深い話をしていかないと判断できないことは確かです。

※アルコール・ギャンブルなどへの依存傾向がないというのは当たり前すぎるので略しました。

 

今週はこんなところです。ちょっと迷走気味な気もしますが、はたして今後どうなるんでしょうね。。

結婚相談所で若い女性を希望してやまない初婚のおじさんたち

申し受けの方がちょっと落ち着いてきて1日1名程度になってきました。

40代以上の方からは相変わらず来ます。
元々私がおじさまキラー傾向にあるのか(?)、相手希望年齢を空欄にしているからなのか、要因はわかりませんが、お断りしてもお断りしても申し込まれます。
全員別の方です。20代と結婚したい40代以上初婚男性どんだけいるんですか……。


ついにこの前は50歳の方から申し込みが。
からしたら50歳はさすがに結婚相手ではなく叔父リアル「おじさん」ですので、お断りを出しました。
念の為プロフィールを読んでみると、50歳にして相手の希望年齢は30代前半まで
えぇ!?最低でも15歳以上年下を希望してるってこと…!?。

初婚の方だったのでワンチャン子供を授かりたい!と思っての年齢設定であることはわかるのですが、相談所は何も言わなかったんでしょうか。
仮にその年代を狙ってたとしても、この場合プロフィールに希望年齢を掲載しないほうが印象が良い気がする…。
いやでも、仮に私が担当者だったとして、「やっぱり子供っていいなと思うし、これがきっと最後のチャンスなんで妥協したくないんです」とか言われたら掲載するかも。ならもっと早く動けよ、と冷静に思っちゃいそうな気もしますが。

 

女性は割と「35歳までに出産したいから、34歳に妊娠で…」という逆算をやると思う(たぶん)んですが、男性はやらないんでしょうか?
「遅くとも40歳までに子供を授かりたいから、39歳のときに奥さんが妊娠、まあ1-2年は2人でゆっくりしたいから、37か38には結婚、となると35か遅くとも36歳くらいには奥さんになる人と付き合ってないと間に合わないなー」ってやらないんですか??
やろうよ????35過ぎたら男性も焦らないと独身子なし人生ルートの確率が高くなることが逆算すればわかるはずです。


40代になって焦っても、希望する30代以下の女性には、おじさんと同じ年収で女性と同年代の男性だって候補にいます。
もし「いやいや俺と同収入の若いヤツなんかいないゼ」と言える場合でも、まあそこそこの高年収の若い男性と比較した時、わざわざおじさんを選ぶ人は少ないでしょう。
おじさんが石油王紀州ドン・ファンでもないかぎりは。
(※紀州ドン・ファンは若い奥さんがいてもきっと幸せではなかったんだろうと私は思っています。このあたりを"おじさん"たちはよく考えてほしい。お金でアドバンテージを取ってきれいで若い女性と結婚したとして、その後幸せに生涯を終えられるかというと…?)


資産総額50億円以下の男性は35歳を過ぎたら「理想通りの相手ではないがやっていけそうなので結婚する」か「一生結婚できない」の2択なんじゃないでしょうか。


私がなぜそんなおじさんに思いを馳せているかというと、本交際に行ってた人がこのままいったらそのおじさんチームの仲間入りを果たしてしまうのではないかと心配しています。申込みの調子が悪く、申し受けは「同年代くらいの人なら来るんだけど…」と言っていたので、( ゚д゚)ハッ…となりました。

 

15歳以上年下を希望しているおじさんのうち、結婚相談所で実際に希望を叶え結婚し、
かつ毒殺されていないおじさんはいるんでしょうか。。