結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

安い結婚式の挙げ方

このブログを読んでいるのが婚活中の方が多く、しかも男性が多いことは重々わかりつつも、一応結婚式を終えた身として書いておこうと思います、安い結婚式の挙げ方です。


それなりの結婚式ができればいいんだけど、結婚式って安くならないかな~と考えている方へ向けて書きます。これからアットホーム・中規模くらいの結婚披露宴をやりたい方はぜひ参考にしてください。

 

ゼクシィで探すな

おそらく普通の方が「さて、じゃ、結婚しますか」という段階になったとして、まず買うのはおそらくゼクシィでしょう。しかし、ゼクシィの調査では結婚式(挙式・披露宴)費用平均を357万5000円と提示しています。60名のゲストがぴったり3万ずつ包んできたとしてもご祝儀は180万ですから、平均的に177万5000円ほど自己負担していることになります。2で割れば88万くらいです…。
ゼクシィ掲載の式場はどれも"平均的な"料金です。上記で提示した平均的な料金で結婚式をする場合はゼクシィを買ってもいいのですが、そうでない場合はゼクシィで結婚式場を探すのはやめましょう。結婚後の手続きなどがまとまっている特集が入っていたり、付録がかわいかったり、装花・ドレスなどの参考にはなるので、1冊くらいは買っておくと便利かもしれません。

ゼクシィの代わりに、以下のサービスで探すと良いです。

Hanayume(ハナユメ)

ローラのCMでおなじみ。ここから申し込む場合、ハナユメ割という特別プランが適用になる。

都民共済ブライダルプラン

利用時に夫婦どちらも都民共済に加入する必要があります。月1000円からの保険で、ブライダルプラザでは保険加入の手続きも可能。

ルクリアモーレ

ラグナヴェール系列の小規模・直近挙式専用のシステム。当日まで会場が見られないというのと、披露宴に対するクレームの口コミが散見されたのがネックで見送りました。よく考えたら会場はラグナヴェールなのでラグナヴェールに直接見学に行ってからルクリアモーレを検討してもよかったかなと思っています。挙式のみもしくは挙式の後親族のみの食事会などで検討していればおすすめだと思います。

挙式会場のみのところは避ける

ハナユメのイベント「ブラフェス 」でスタッフの方に教えてもらいましたが、結婚式会場としてのみで運営しているところは費用が高くなりがちなようです。ホテルやレストランなどの場合は、会場やスタッフ・料理などの使い回しが効くため、結婚披露宴の費用を下げてもペイしやすいということでした。

近い日にちの仏滅を狙う

上のハナユメ、ルクリアモーレに共通するのが6-3ヶ月以内の挙式でお得!というキャッチフレーズです。結婚式場はどういうわけか予約から式までの日付が長くなるほど高くなります。安くしたい場合は予約から挙式の期間を狭めればいいわけです。ただし"いい日のいい時間"はたいていすでに埋まっていますので、日曜夕方開始・仏滅の日・平日など人気のないところを選ぶか、いい日のいい時間が偶然空いていることを祈りましょう。

とにかく持ち込みで見積もり金額を下げる

式場を検討したら次は式場に実際の費用見積もりを出してもらうことになりますが、ここでも式場にまかせて"平均的な"ものを採用してはいけません。削れるものはどんどん削ります。以下が削りやすいものです。

ペーパーアイテム→外注する

招待状、席次表、(メニュー表)、席札などをまとめてペーパーアイテムと呼びますが、これらを式場にお願いすると大変高くつくケースが多いです。外注で安く印刷してくれるサービスや、印刷・梱包を自分で行うサービスなどがあるので、よく比較検討して持ち込みにするとよいです。
私はPIARYを使いましたが、どんなに凝っても式場価格の半額程度に抑えられるのでおすすめです。(ただしゲスト人数分の招待状を封筒につめる作業は「終わらねえ…」ってなりました)

衣装→中古で買う

こちらも式場で"平均的な"ものを借りるとカラードレスレンタルでも20万前後は普通にかかってしまいます。私は当初レンタルで安く持ち込むことを検討していましたが、特にカラードレスの安いレンタルがなく、最終的にヤフオクの中国のショップから安価で購入しました。ヤフオクで「カラードレス」と検索するとややおぼつかない日本語の説明があるドレスが大量に出てくるので見てみてください。
また、メルカリなどのフリマアプリも便利です。メルカリの場合すでに挙式の終わった方からそのまま譲っていただけるのでパニエやグローブなどの小物ごと揃ううえ、挙式後はもう一度メルカリやヤフオクに出品すれば差額のみの負担で着られるのでお得です。

ドリンク→ボトルで買って持ち込む

食事はゲストの方に出すものなので削らないほうがいい項目のひとつですが、しいて言うのであればドリンクの種類を増やす際にグレードアップではなく持ち込みができないか聞いてみると良いです。料理・ドリンク系のグレードアップは1人当いくらで算出されるものなので、思いがけず見積もりから増額するポイントでもあります。新郎新婦ゆかりのお酒やジュースなどがあればボトルで購入し、別途ドリンクのところにおいてもらうと披露宴の一つのコンテンツとしても使えます。

カメラマンや映像は本当に必要か考える

記念日なので写真にお金をかけるならそれでよいと思うのですが、特に式場での撮って出しエンドムービーは高く付くので"本当に撮って出しする必要を感じるか"は要検討だと思います。写真はゲストの中にカメラの腕のいい方がいればカメラ係に任命してしまい、がんばってもらうのも一手です。

装花は造花、もしくは花以外で装飾する

式場のテーブルセットで造花があれば検討すると良いと思います。生花よりたいてい安いです。が、おそらく、式場へのバックマージンが大きいのが装花で、式場側が造花の使用を嫌がるケースが多いです。また、食品衛生上の問題(と言っているけど本当かどうかは不明)から、生花の持ち込みは基本どこでもNGのため、持ち込む場合は基本造花になります。

◎装花の持ち込み(造花)を断られてしまった場合
装花(生花)アップグレードなしでは会場が寂しくなってしまいそうな場合は、ろうそく風LEDライトやバルーンの持ち込みを交渉して、会場の空間を埋めると良いです。お花紙のお花も作り方を工夫すれば活用できると思います。

 

このような形でどんどん下げますと、ゼクシィの平均費用の半額くらいには収まると思われます。あとは式場プランナーとの駆け引きをお楽しみください。