結婚相談所で結婚した人のブログ

20代半ばで縁のない環境に見切りをつけて結婚相談所に入会→のち1年後に成婚退会したら今度は母が結婚相談所に入会。結婚までのアレコレを綴ります。

婚活実録編23:援護射撃が下手すぎて瀕死

相談所から「近況どうですか」という連絡が入ったので、「相手決断できてません!今後の運び方わからないって言ってました!両親挨拶の日程決まりません!(要約)と伝えておきました。「よきにはからっておくので、おまかせあれ~(要約)と返事が帰ってきました。ホンッッッッットがんばってくれよな!!!。

 

と思っていたところ、ほどなくしてお相手の相談所からお相手本人に連絡が入ったそうで、お会いしたときにその話になりました。話の内容は、

・相談所からはプロポーズの段取りや指輪の購入、両親挨拶を早めに済ますようにという旨の話が(1)高級レストランを予約する。という説明調で話が来た。併せて「決断のときです」と念押しされた。

・けど相変わらず思い切れない。

・別に今後会いたくないわけではない。付き合うなら全然問題はない。特にイヤなところもない。けどものすごくあなたと結婚したい!!というわけではないし、すごく好きな状態かといわれると正直そうでもない

・そうでもない人と結婚して良いのか不安。共同生活を長く送るうえで踏ん張りがきかないのは怖い。後悔するのでは。

・結婚は付き合うのとは違って失敗もできないので、今決断したくない。

・要するに決め手に欠ける

・例えるならあなたは暫定一位なので、もう一度他の人と比較してから考えるのもありだと思った。申込みがことごとくダメとか、やっぱりいい人がいないとなれば決心がつくと思う。仮交際に3ヶ月だけ戻せないか

 

ということでした。失礼のオンパレード。最後の部分はちょっと意味がわからないのでもう一回聞いてもいいですか?と5回くらい聞き直したんですが、何度聞いても意味わからないままだったのでもうそのままにしておきました(諦め)。

悪化してませんか!?!!相談所はなんでこの押し方でいけると思ったんです?!!不安を払拭する方向でご案内することとか考えなかったんですかーーーーーーーー!!!!!!!!ばかなんですかーーーーーーーー!!!!!!!なんで(1)高級レストランを予約する。なんですかーーーーーーー!!!!!!!!!

冷静に考えて「この先の進め方がわからない」という言葉の意味はちょっと話を聞けば「結婚までにどのような形で気持ちの整理をつけて決心するのかわからない(し、段取りをどの段階でどう進めるのかもわからない)」という意味であることは、少なくとも担当者として十分わかる範囲のはずです。でもそれをしないで一方的に(1)高級レストランを予約する。という説明でいったのは、私の相談所から指摘されてヤケになって説明した感すらある。ちょっと配慮に欠けるというかカウンセラーにあんまり向いてないような…。仮交際から本交際に移る話のときから援護射撃がダメな方向に行くなあ……とは思ってましたが、相手の相談所があまりよろしくないのが原因かもしれません。

 

私からすると、

・ものすごく大好きな状態かといわれると正直そうでもない。

→自分の年齢と結婚相談所の意味をもうちょっと考慮すべき。少女マンガのような前後不覚になるような大恋愛は10代だからできる話で、アラフォーが基準にするもんではないし、結婚相談所はそんな大恋愛するところじゃない。

・そうでもない人と結婚して良いのか不安。

→そうでもある人と結婚してもうまくいかなかった例(両親等)を見ているので、必ずしもお互いが「この人だ!」と強く思って結婚することがその後の結婚生活の良し悪しに確実に反映されるかというとされないと思う。ものすごく好きは持続力があっていいとこ3年。それ以降はロマンスはなくてただただ日々の生活。むしろ前後不覚の状態で一生の家族を選ぶのはかなりリスキー。
いい意味で結婚生活に夢を抱いている感。悪い意味で現実逃避。私はいい意味で現実主義で悪い意味で擦れてる

・相変わらず思い切れない

→だいたい常にそう。双方一度も本交際の話にならず、半年間ただひたすら仮交際した人がいた(最終的にご縁がなかったという結論で解消した)らしいので、相手が私でなくても多分思いきれていない。

・仮交際に3ヶ月だけ戻せないか。

→私と交際する前の状況を再現してどうするのか謎。これまでの申込みや活動の中で比べてもいいのでは。もし比較対象が十分でなかったんだと思うなら、なぜ比較対象が足りない状態だったのかよく考えようね!。
私だって現時点では今のお相手が暫定一位ですけど、そりゃもちろん理想を追求するなら高身長でイケメンで会社経営してるウルトラ金持ちで一途で決断力が強くてコバルト文庫のごとくホイホイ結婚してくれる人を探したいよ。いないので探しませんが。

と思っています。

言っていることとしては仮→本交際のときからさして変わっていないし、色々ぐだぐだして本交際に入ったので、まあスムーズにいかないだろうな、ってことは分かっていました。想定内ではあります。

相手が「本気で考えたけれども、どうしても結婚は考えられない」と思って解消するのであれば結婚相談所なのでそれもやむなしと思うのですが、単なる本人の思い切りの悪さに相談所が変にはっぱかけたせいでこじらせてるだけのような気がするので、ちょっとそっとしとこうと思います。仮交際に戻せるなら戻してもよいのですが、相談所の規定上できるのかどうかわからないのと、今月末で交際から6ヶ月なので、もう延長はできないんじゃないかな、と思っています。

 

以下は心境の話です。

 このような話をされたことはそれなりにショックだったので、今日は結構精神的に満身創痍で出勤しました。3回位「電車降りてトイレで気が済むまで泣こうかな」と思いましたしとりあえず有給使おうかなと思ったんですが、家にこもっていてもいいことはなにもないので、かえって仕事をしてやることを作ったほうが良いなと判断しました。しかしもうなんかどうでもいいことで一日に10回くらい涙目になっています。(前後不覚の大恋愛感があるので、自分ではすごく気に食わないです。自分がそれなりにショックを受けていることにも正直なところ納得がいかない。なんでや…)
この話をされたときも平気な顔しとこと思いつつ耐えられずに思わず泣きましたが、「別に会わないとか会いたくないって言ってるわけじゃないから、これまでと何も変わらないよ、、泣かないで~」という微妙なフォロー。じゃあそんな提案してこないで自分で腹決めてッ!。

あとは、こういう話をしてきたりするのに結婚は思い切れないような人と仮に結婚まで持っていったとしてその先やっていけるのだろうか、だいじょうぶだろうか、もしかしてこの人ただのクソ非モテではないだろうか、という気持ちも大きいですし、両親含め周りから「都合のいい話を呑むのか」「ナメられてる」と言われるのもしんどい。それは自分でわかっている。

別にこの話に限ったことではないけれど、確率で行けば98%うまくいかないことがわかっていても2%の可能性を確かめたいときもある。そのせいでボロボロになった経験もこの人生でもちろんあったけど、やっぱりあそこで引き返せばよかったと思ったことは一度もないし。ボロボロになることを自ら引き受ける覚悟があるなら、失敗する権利は当人にあると思うよ。

婚活実録編22:実録編30以内に終わらせたい(願望)

このブログの実録編もだいぶ長編になってきました。初期の想定的には、だいたい10くらいまでに本交際に進む人が見つかって、15くらいで本交際で、みたいなイメージでした。実録編10は本交際の話してますし、15では本交際合意の話なので、ぴったりイメージどおりになっていますね。

それ以降の初期の想定については『ま、本交際まで進めば、自ずと成婚するでしょ~』とテキトーに考えていた成婚退会までの流れ。
ここまでじりじり進んだところで「あっこれ本交際に進むより大変かもしれない(まだわかんないけど)」と思いつつあります。なんせ15でこれだけ駄々っこになり、17で大飛躍してきた相手です。コバルト文庫*のヒーローのごとくほいほいプロポーズするわけがない!

*コバルト文庫:ティーン向けの恋愛小説レーベル。割と軽率にプロポーズすることに定評がある(個人調べ)。貴族・王子様と地味な主人公のカップリングが多い。少女漫画の小説版と考えるとわかりやすい

かといって、結婚しろしろおばけになってしまうのは本意ではありません。
元々決断が迅速なタイプですが、それによって人生少なからず失敗もしてきた四半世紀の人生です。失敗してもわたしにとって即断即決が潔くて正義であることに変わりないけども、人生それだけでは前に進めないときもあるというのはよくわかっています。要するに何がいいたいかというと相手の優柔不断さもいいところだと思っているってことです。

長期化を覚悟しつつ今度こそは相談所の援護射撃の精度が上がっているように天に祈っています。

仮交際中にどれくらい連絡するのがベストなの?

仮交際中のLINE

わたしが仮交際中それなりに難しいなと思ったのが「LINEでのやりとり」でした。
要するに会っていないときの連絡です。
連絡が頻繁すぎると「重いなあ」と思われてしまうし、間隔があきすぎると「あんまり自分に興味ないのかな」となってしまいます。なかなかこのさじ加減が難しい。

アンケートでは、お付き合い前で2~3日に1回、お付き合い後に1日1回が男女ともにベストと回答する割合が多いようです。
個人的な感覚ですが、仮交際開始~最初のデートまでは2~3日に1回、その後徐々に頻繁にしていって1日1回に落ち着かせるのが一番合っていると思います。

1日1回といっても、最近はメールではなくLINEで連絡を取るのがスタンダードなので、1回とは…?って感じですよね。文量にもよりますが、大体30分以内の返信で2~4往復くらいの感覚です。
LINEの場合、メールと違って既読がつくことと、チャットに近い会話形態が特徴なので、やりとりがだらだら長時間にならないように気をつけています。

 

なんにせよ本質はコミュニケーションなので、お互いがお互いに無理なくちょうどいいと思える連絡の頻度と密度を探す必要は絶対にあると考えています。
特に婚活の場合は、共通の友達がいるわけでも、共通の趣味があってすでに知っている人でもなんでもない、"このまえはじめましてした人"と連絡を取るわけです。

何の調整もなしにうまいこと自分のペースに落ち着くというのはかなりラッキーなケースじゃないでしょうか。

「頻繁すぎないかな?」「もうちょっとマメに連絡したほうがいいかな?」など会ったときにダイレクトに連絡頻度について聞くのもありだと思います。

 

連絡のさじ加減の難しさは最初のデートまでが顕著です。

あまり頻繁にやりとりをしすぎると、いざ会ったときに会話する内容が無くなっていることもあるので、詳しい話は会った時することにして、天気だったり今日あったことや、デートの行き先をメインに連絡するのがベストのような気がします。

 

あとは、連絡をし始めた最初のあたりで「実はあんまりマメなタイプじゃないんです~」とか「LINEいっぱいしたいタイプなんです」って自分の傾向を言っておくのもいいと思います。

相手からの要求がもしあったらちゃんと合わせるのも忘れずに…。
(すっかりわすれてLINEをサボったことのある人より)

 

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婚活実録編21:フライングゼクシィ購入

プロポーズとか全然されてないんですけど、
今月号はジルスチュアートのポーチがふろくだったので買っちゃいました。

既婚友人が「小指に落としたら骨折すると思う」と言ってたとおりの重量です。。。


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4kg。本ですよ。4kg。

 

婚活実録編20:実家から出る準備

お盆は実家から出る準備をすすめました。といっても我が家は二人暮しなので、実家というほどの実家ではないのですが。。。

 

もしこのままトントンと婚約→入籍まで行った場合のことを考えて〜なんていうのはまだ早いか〜、なんて言っている間に交際期間のリミットが約1ヶ月後に迫ってきておりまして、とりあえずプロポーズだの両親挨拶だのは相手の都合によってしまう事項なので、こちらだけでできる準備をしておくことにしました。

 

1.母に掃除を習う
いい年こいた成人が掃除を習うとかオイオイって感じなんですが、うちの母はやたらと神経質なので掃除を分担させてもらえず、いまだに掃除洗濯は母のテリトリーです(?)。コンロやお風呂、トイレの掃除を習いました。未だに収納は不安。いっそ収納アドバイザーの教本でも買おうかという感じです。

 

2.ゼクシィを立ち読みする
たまたまネカフェにあったので。圧倒的重量

 

3.いらない物の処分、引っ越し時に持っていけるものの確認
引っ越しを見据えていらないものを処分、いつも使っているものは私が持っていけるのか確認(冷蔵庫、洗濯機、食器類etc)。これは壊れそうでだましだまし使ってるから新しいのを買う・これは使わないから持っていって、など、母とそれぞれ把握しておくことにしました。

 

あとの問題は、持っているバイク(二輪)をどうするか。取り回しも引き起こしも実はあまり自信がないまま乗っているので、時期を見て原付に乗り換える・自動車免許を取るのが妥当だと思っているのですが、せっかく車検のない250ccだし、憧れの真っ赤なフルカウルだし、残ローンあるし(涙)、自賠責の残り期限1年以上あるし…等々考えると、まだ手放したくないな~、という感じです。

かといってフルカウルに米だのトイレットペーパーだの積むのもシュール。。。

婚活実録編19:よくあるご質問

また前回から引き続き順調なのであまり書くことがないです…。

 

最近友人等に相談所に登録したことを話すと、相談所でのお見合いの流れやお付き合いについてを詳しく聞かれることが多いです。というわけで、これまでに聞かれたことトップ3を書いてみようと思います。

 

3位 お見合いで出会った人と交際するってどんな感じ?
「恋愛感情で始まってないので、例えるならキャンプファイヤーというより焚き火にお互い木をくべていってる感じ。お互い冷静だけど愛がないわけではない。好きだけど盲目的ではない」と言っています。
全体的に"現代の"お見合いの知識がない人の割合は多いです。極端な場合、「顔はわかるの!?」とか「自分で選べないんでしょ!??」「好きになった人と結婚したほうがいいよ~~!!!」って昭和初期の見合いか!さすがに自分で選べるわ!

 

2位 いいヒトいる~?
結婚相談所=変な人だらけという偏見はかなり強い印象です。テンプレのような変な人に会ったことないんですけどね…。

 

1位 費用はどれくらいかかるの?
やっぱりお金が気になるみたいです。「初期費用で月給手取りがほぼ飛んだ」と言うとみんな白目になります。あと「この人と結婚しようと思うので相談所をやめます、ってなったら、成婚料というハッピー解約金みたいなのが大体100k以上はかかる」と言うと「ボッタクリかよ」と言われます。「もしかしたら一生独身だったところにいい人紹介してくれてありがと料」なので仕方ない。。
正直、結婚相談所って良い商売だなあと思う時もありますが、理不尽でめんどうなクレームが多そうなことを考えると妥当かなと。いつもありがとうカウンセラーさんおつかれさまです。

 

番外編 社長と結婚するの?
登録にかなり費用がかかる→登録してる人はみんなお金持ち→お金持ちってことは社長?
→じゃあ社長と結婚するのか! という流れだと思います。
わたしはこの先何度でも何人にでもいうつもりですが、結婚相談所は大金を払えば金持ちと結婚できるところではないです。そして社長はみんな金持ちというわけでもない、多分


私も結婚相談所に登録しようかなと言われたら
話を聞いて「私もやってみようかな」と言われた場合に伝えていることがあります。

(1)登録が妥当かどうか考えよう!
私は女子一貫校出身+職場出会いなし+アウトドアな趣味なし
なので、この先何もしなかった場合に夫候補と出会う確率が低すぎる
→相談所の費用は妥当だ、と思ったので登録しましたが、
もし同級生に異性が多いとか、職場の人間関係が広いとか、
外に出る趣味があるなら、相談所の登録費用を出してまで
出会いをつくる必要性があるかどうかをよく考える必要があると思います。
あとは、自分のなんとなくの人生設計的に、
次付き合う相手と結婚するタイミングではないのであれば、
もうちょっとライトな婚活(マッチングアプリなど)でも十分かもしれません。

(2)簡単ではないよ!
私が本交際に進んだ期間が登録からおおむね3ヶ月強だったことから
えっ相手簡単に見つかるんだ!、と思われがちなのですが、
期間が短いからといって簡単だったかというと全然そうではないし、
正直仮交際の期間は精神的にしんどいです。
毎週末初対面の人に会いに都心まで出ないといけないうえに
仮交際に進んだら進んだで並行してデート、都度着ていく洋服には悩むし、
毎日誰かとLINEして、
あげくのはてには本命の人の言っている意味がわからないとか、
もう精神的にクタクタでした。
お金払ってこんなことするなんてドMじゃん…と思ったくらいです。

(3)相手にも登録にはそれなりの理由があるよ!
余るには余るだけの理由があるというと誤解を招きまくりますが、
理由はなんであれ恋愛結婚の候補がいなかったから登録するわけです。
単純に出会いが少なかったからなのか、
口数が少なくて人見知りするからなのか、
女性の扱いがわからなくてたまに無神経なことを言ってしまうからなのか、
女性経験がなくてうまくアプローチできないからなのか、
服のセンスが悪すぎるからなのか、
その理由は様々で1つではないでしょう。
その人に恋愛結婚の候補がいなかった理由を受け入れられるかどうかは
かなり大きなポイントだと思います。

ついでに言うと自分にも何かしらの理由はあるわけであって、
それが相手に受け入れられるかどうかも同様に大きなポイントです。
婚活時に高望みになってしまうかどうかは、
この"自分が登録することになった理由"が
相手の理由と同じくらい重要性を持っていることに
気づいているかどうかなような気がします。


何にせよ、今どきの結婚相談所のシステムが全然世に知られてないのがなんだか残念というか、もったいないという印象です。奥手とか経験がなくてうまくアプローチできない男女がもっと気軽に利用できるようになるといいと思います。それもある意味少子化対策じゃないのかしら…。

婚活実録編18:歳をとってもこの二人愛し合ってるんだなあという夫婦になりたい

順調です(唐突な報告)。順調すぎて特に書くことがないです。。

 

個人的な話かつ突っ込んだ話ですが、私の両親は離婚しています。両親それぞれと私は仲が良いです。両親同士は(まあ離婚しているので当然ですが)過去のパートナー、もしくは「自分の子どものもう片方の親」として捉えているようです。離婚を検討していた時期に、DVがあったわけでも憎しみ合っていたわけでもないですが、お互いにパートナーとしてはもう無理なんだろうなというのは子どもとしてわかっていました。

 

子どもから見た両親の離婚(もしくは不仲)
わたしは結構ショックでした。大体両親が不穏になってきたのが9~10歳頃、離婚を本格的に検討しだしたのが12歳ごろだったと思いますが、この年だとまだ「親といえどもヒトである」と役割と人物を分離できていないので、絵本などの「しあわせな家庭」と自分の両親との乖離をうまく受け入れられませんでした(『なんでウチはこうなんだろう』、みたいな)。
なにより、両親同士が不仲≒お前なんかいらない、という存在の否定のように感じていたのが大きかったです。大人になった今では、両親が不仲であることと、子どもである自分の存在は別であるというのがわかるのですが、そうなるまでにはだいぶ時間がかかったような気がします。

 

子どもからすると迷惑です
はっきりと書いてしまいますが、婚活においても両親が離婚しているのはマイナスでした。これまでの人生で両親が離婚していることを迷惑に思ったことはなかったのですが、ここに来て「ああ、そうか、子どもに迷惑がかかるんだ!」と再確認しました。迷惑です。めちゃめちゃ迷惑です。
「親といえどもヒトである」の役割と人物の分離後は、「両親の離婚はしかたなかったことだ」と割り切って、「(子どもとして)悲しい出来事であった」ということまでなかったことにされていたので、すっかり実感しなくなっていましたが、ふたりの間の子どもとして確かにイヤなできごとであったことには変わりないのです。

 

離婚しないでいてほしかったわけではない
かといって、離婚したこと自体を否定しているわけではありません。その選択は両親同士2人でするものなので、子であるわたしが介入できるものではないと思っています。夫婦の共同生活がうまくいかなかったのは、どちらか一方に責任があるのではなく、お互いに何かあったからうまくいかなかったということだと思うので、どちらか一方を責める気もないです。ないですが、だからこそ「お互いに共同生活を維持する努力が確実にできていたとは言わせない」と思っています。ひとりの家族として夫婦の生活を見てきて、改善できる点がまったくなかったとは思えないからです。

 

そういう前提があっての理想の夫婦とは
たまに後期高齢者(らしき感じの年齢)で手を繋いでいる夫婦を見かけたりしますが、ああいう感じで、普通の夫婦生活を普通に末永く続けていけるのが理想です。普通ですね(大切なことなのでry)。
別に年をとってもいちゃいちゃしたいわけではなく、長い間一緒にいてもお互いをパートナーとして見ることができて、お互いに思いやれる関係性が理想だと思います。普通ですね!(大切なことなのでry)。

このまえ親戚の食事会で、叔母が「これおじさん(叔母は旦那さんをそう呼ぶ)好きなんだよね」とテーブルごしにあんみつのみつ豆を渡し、もらったおじさん側は「じゃあ茶碗蒸しあげる」と謎の交換会をしてたのが印象的でした(? しかしお互いの好みを分かっていないと起きない現象)。両親は私にとってのモデルケースにならなかったけど、叔母の夫婦はモデルケースかもなあと思った瞬間でした。